俳優の市川正親さんが第12回「岩谷時子賞」を受賞し、授賞式に出席しました。
プレゼンターを務めた女優、竹下景子さんから盾を受け取った市村さんは“私は今年、俳優生活50周年を迎えます。お時さん(岩谷時子さん)の訳詞で、これだけミュージカルをやっているのは、不肖、私1人だけだと思っております”と胸を張って笑いを誘うと“来年からまたしっかり、この賞を励みに死ぬまで頑張っていきたいと思います”と「生涯現役宣言」。会場から大きな拍手を浴びていました。
さらに市川さんは“僕ね、2度目なんです。以前は特別賞をもらって、今回は岩谷時子賞。今度は賞金がすごく上がってうれしいな”と満面の笑み。賞金300万円の使い道を聞かれると“子どもたちが楽しみにしてますんでね。クリスマスも近いし。そうなる(クリスマスプレゼント)でしょうね”と話しました。
市村さんの長男、市村優汰さんは今年俳優デビューしており、息子に演技のアドバイスなどをするのか聞かれると“(アドバイスは)しません。親の意見って子どもは聞かないものでしょ。演出家や振付の人の意見をよく聞くように言っています”と話しました。
50周年を迎えた心境については“大変な50年でしたね。忙しくて。でも、自分の好きな仕事をずっと続けてこられたのは、日頃の私の努力の賜物かなと。笑うところですよ”とジョークを交えて振り返り、その原動力について聞かれると“お客様が生の役を見にきてくれるということが一番のエネルギー。と同時に、最近は子どもたちが見に来ると「パパ、元気だな」「パパ、すごいな」って、うちのオヤジやるなってところを見せなくちゃいけないというのが、僕の励みになっています”と、「生涯現役」に向け力強く語りました。
■第12回「岩谷時子賞」授賞式
岩谷時子賞:市村正親さん
特別賞:渡辺貞夫さん
奨励賞:知念里奈さん
Foundation for Youth:平石英心リチャードさん
【担当:芸能情報ステーション】














