若者の採用と育成に積極的に取り組んでいるとして山梨県内の2つの企業が国の「ユースエール認定企業」に選ばれました。

ユースエール認定企業は新卒者の離職率が20%以下や月の時間外労働が60時間以上が1人もいないなど、若者の雇用に積極的に取り組んでいる企業を国が認定するものです。

きょう27日には南アルプス市の建設業「三木工務所」と甲府市の製造業「山梨オーバル」の2社が山梨労働局から認定証を交付されました。

三木工務所 三木仁 代表取締役:
人間形成を通じて一人前の人間として社会に通用する人を育てていきたい

山梨オーバル 長田裕 代表取締役:
休みを取りやすい、残業があまりないというところを大切にしていきたい

ユースエール認定は全国で約1110社ありますが、県内は7社にとどまり、山梨労働局は就職説明会で優遇措置が受けられるなどのメリットを説明し制度を浸透させたいとしています。