ウクライナで、ロシア軍による最大規模のドローン攻撃がありました。首都キーウでは5人が負傷したということです。

キーウ市当局は25日、ロシア軍によるドローン攻撃があったと発表しました。

去年2月のロシアによる侵攻開始以降「最大規模」の無人機攻撃で、撃墜により複数箇所で破片が落下し、火災が発生したほか建物が損傷、11歳の子どもを含む5人が負傷したとしています。

ウクライナ空軍は全土でドローン75機が飛来し、うち、71機を撃ち落としたとした上で、攻撃は主にキーウ市に向けられたものだとしています。

ゼレンスキー大統領はロシア軍の攻撃を非難し、「大部分が撃墜されたが全てではなかった」「防空を強化するために努力を続ける」と強調しています。