自民党の5つの派閥が政治資金収支報告書への未記載をめぐり告発される中、去年の報告書が公開されました。
総務省が発表した2022年分の政治資金収支報告書によりますと、主要政党などすべての政治団体の去年の収入は、前年比で7.1%増加し、1067億円でした。
内訳は▼党費・会費が、20億円(前年比25.2%増)▼政治資金パーティーの収入は21億円(前年比34.5%増)▼借入金は6億円(前年比34.6%減)でした。
一方で、支出は前の年と比べ1.0%増加し、1058億円でした。
すべての政治団体がパーティーの開催で得た収入は約82億円で、新型コロナウイルス対策の行動制限が緩和された影響で、パーティーの再開が相次ぎ、収入の規模はコロナ禍前の水準に戻りました。
最も収入が多かった団体は2回パーティーを開催した参政党で、約3億2000万円の収入を得ています。
政治資金規正法違反の疑いで告発された自民党の5派閥では、志公会(麻生派)が約2億4000万円、志帥会(二階派)が約1億9000万円、宏池会(岸田派)が約1億8000万円、平成研(茂木派)が約1億8000万円、清和研(安倍派)が約9500万円、政治資金パーティーで収入を得ています。
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