難聴うさぎさんの場合、通常のイヤホンだと、最大音量でないと音が聞こえませんが、そうすると音漏れがひどいため、電車などではあまり使用できないといいます。
しかし、骨伝導イヤホン型集音器であれば音漏れの心配はなく、周りへの影響を気にせず、自分に合った音量で音楽を聴いたりできるそうです。

まだ試作品の状態ですが、実際に自分が使った感想などを企業と共有し、改良を重ねています。

難聴うさぎさん
「来年4月から、また新しいものを販売する予定なんですけど、イヤホン型になっているので、Bluetoothで音楽も聞けるし、集音器だから、マイクがついていて、周りの声もイヤホンを通して聞けるようになっています」
「実際に私が集音器を使ってみて、もっとこうしたほうが良い、もっと音上げても良いんじゃないかと色々話し合って改良しています」

後輩たちに勇気と希望を与える難聴うさぎさん。
「色んな人の役に立つものを開発して、世の中にどんどん広めていきたい」と、さらなる目標に向かって進み始めています。