交通安全の大切さを広めるラッピングバスの出発式が新潟市で行われました。
ラッピングされているのは、子どもが描いたポスターです。

青空の下で23日にお披露目されたのは、カラフルな路線バス。
新潟県内の小中学生が描いた『交通安全のポスター』をラッピングしたバスです。

JA共済が主催するコンクールで639の応募の中から18作品が選ばれ、受賞者らは出発式でバスの出発を見届けました。

新潟県知事賞に選ばれたのは、小学5年生の伊藤彪斗さんのポスター。
信号機のない横断歩道で車が一時停止する率が新潟は全国最下位だったため、横断歩道を渡る歩行者の合図を表現したそうです。

新発田市立外ヶ輪小学校5年 伊藤彪斗さん
「車を運転する人は笑顔で目を見て合図をしてほしいので描きました」

新潟県警本部 本田比呂志 交通部長
「ラッピングバスのポスターを見ていただいて安全行動に繋げていただければ」

ラッピングバスは5台あり、新潟市、長岡市、上越市、佐渡市で1年間運行します。