競泳の日本大学・中央大学対抗戦が2日、東京辰巳国際水泳場で行われ、日本大学の女子キャプテンを務める池江璃花子(21)は、400m自由形に出場。女子の出場選手が池江1人だったため、10レーンある50mプールを1人で泳ぐ形に。スタート直前にはレーンを間違えるハプニングがあった。
池江は笛の合図でスタート台に立ったが、誤って隣のレーンのスタート台に上がってしまうミス。競技役員に声を掛けられ、本来のレーンで位置についた。仕切り直して飛び込むと、横を泳ぐライバルがいない中、自分のペースで泳ぎ切った。タイムは4分21秒70だった。50mや100mなど短距離種目を得意とする池江は「きつかったし、周りがいなかったのでどのくらいのペースで泳いだらいいか分からなかった。やはり専門以外の種目に出るのは難しい。400m自由形は引退でいいかな」と苦笑いだった。
今年、池江が代表に選ばれていたワールドユニバーシティゲームズ(6月)、アジア大会(9月)はともに延期。「悔しい気持ちはあったが、ここまで夏に強化できる年はこの先ない。今年はコツコツ積み上げて、悔しい気持ちをいつか国際大会に出たときにぶつけられるようにしたい」と前向きに捉えた。8月には大学最後の日本学生選手権(インカレ)が控えている。「今までで一番強い日大を見ていただけたら」とキャプテンらしい決意も口にした。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】事故から2週間...下校中はねられた女子中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い越し若い命が危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかるその恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
