経営危機に陥っている中国不動産大手「恒大集団」のトップ・許家印氏が所有する香港の住宅が差し押さえられる見通しだと、香港メディアが報じました。

香港メディアによりますと、香港にある許家印氏の2つの邸宅が債権者によって差し押さえられる見通しだということです。

2つの邸宅は、15億香港ドル=日本円にしておよそ290億円と想定され、抵当権はオリックスが所有するということです。

許家印氏は犯罪行為に関与した疑いで当局による監視下に置かれているとされており、香港証券取引所では、恒大とグループ会社の株式の取引が一時ストップするなど混乱が続いています。