就航のめどを示していない新潟空港拠点の地域航空会社「トキエア」が本格的な冬の時期を前に22日から、機体の除雪作業の訓練を始めました。

新潟空港で行われたのは、冬場の航空機の除雪訓練です。

作業員が乗るゴンドラの高さは最大8メートル。使われたのは「ディアイシングカー」という専用の車両です。

訓練は高温の除雪液をかけて機体に降り積もった雪を溶かす想定で行われました。
除雪しない場合、機体が凍って動かなくなる恐れがあり、冬場に雪が積もった場合、出発前に必ず行う作業です。この作業をトキエアはJALに委託します。

【トキエア 鈴木紀男 新潟空港事務所長】
「実際に雪が着いた時に確実に落とす、安全性を保つということが重要な訓練」

この除雪訓練は27日にも行われる予定です。