企業の人材採用の意欲がコロナ禍以前の勢いに迫るなか、課題となっているのが「新卒採用者の早期離職」です。企業側も、ミスマッチを防ぐために様々な取り組みを進めています。
「人手が足りない」地元企業の叫び その訳は
(自動車部品メーカー)「人手が足りていなくて」
(建設業)「若い子が入ってもらうとなると、中々厳しいですね」

岡山市北区で開かれた、新規学卒者向けの就職面接会です。
岡山県内の高校生の求人倍率は、今年9月末現在で2.45倍。前年と比べ0.27ポイント上昇していて、岡山労働局によりますと「コロナ禍前の2019年度に迫る勢い」だということです。

一方で、企業側が頭を抱えている課題もあります。
(自動車部品メーカー)
「若い方の定着が、ここ10年くらいで一気に悪くなってきましたね。選択肢が増えてきたので、そちらに流れるのかな」
(電気設備業)
「会社側も、歩み寄っていくところが足りていなことを感じます」


企業と学生の「ミスマッチ」が早期離職につながる
企業の人手不足を防ぐためのひとつに、「ミスマッチをはじめとする新卒採用者の早期離職をいかに防ぐか」が重要です。
ちなみに、学生側が企業選びで大切にしていることとは…?

(専門学校生)「休みがとれるとか」
(大学生)「女性が働きやすい」
