自民党の派閥の政治団体が政治資金規正法違反の疑いで告発された問題。各派閥は相次いで記載漏れを認め、訂正するなどの対応を取ったと明らかにしました。

この問題は、自民党の5つの派閥の政治団体が政治資金パーティーの収入およそ4000万円分を収支報告書に記載していなかったとして告発されているものです。

このうち最も多い金額が不記載だと指摘された安倍派はきょう、記載漏れを確認し、収支報告書を訂正したと発表しました。ただ、詳細は明らかにしていません。

また、茂木派は3年間で17件の記載漏れが見つかり、すでに修正したほか、岸田派もきのう、収支報告書を訂正したと明らかにしました。

この他、二階派も「事実関係を調査して適切に対応するように指示しています」とのコメントを発表しています。