静岡県は11月21日、県看護職員修学資金に関する書類22件について、本来の送付先と異なる送付先に誤送付したと発表しました。
22件のうち、宛先不明で戻ってきた8件を除く14件について、誤送付先で個人情報が流出する事態となりました。
県によりますと、書類には、修学資金被貸与者の住所、氏名、電話番号の個人情報が記載されていますが、誤送付先からの更なる情報の流出は確認されていないということです。
複数の送付先から、書類に記載された氏名などの誤りに関する指摘が寄せられ、送付先を確認したところ、送付した書類38件のうち22件について、別の送付先に誤って送付していたことが判明しました。
書類を入れる際、封筒の宛て先と書類の中身の確認を行わず、発送前の再確認も行わなかったことが要因と見られています。
11月6日から10日にかけて、誤送付のあった22人のうち、連絡のとれた21人に対して、電話や書面で謝罪し、誤った書類の返送を依頼するとともに、本来の書類を送付したということです。
連絡のとれていない1人に対して引き続き連絡を行うとしています。
今後は書類を入れる際の読み合わせを徹底し、コンプライアンスの研修や、班ミーティングで個人情報の取扱いに関する注意事項を再確認することで、再発防止を図る方針です。
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