世界の強豪16チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ第3週が2日(日本時間)、カナダ・カルガリーで行われた。世界ランキング6位の女子日本代表は、世界ランキング5位のトルコに1-3で敗れ、日本は8勝2敗とした。(20-25、15‐25、25‐18、22‐25)

スタメンには、石川真佑(22)、井上愛里沙(27)山田二千華(22)、宮部藍梨(23)、濵松明日香(23)、セッター松井珠己(24)、リベロ山岸あかね(31)が起用された。

今大会、初めてキャプテン古賀紗理那(26)がベンチスタートとなった第1セットは、序盤から一進一退の攻防となった。山田のサービスエースやブロックで日本に流れが傾きかけるも、身長198センチ、ギュネシュ(22)や188センチ、エルデム(35)のスパイクなどで20-25と先取された。


セッターを関菜々巳(23)に変えた第2セットは5-8の場面からトルコに連続でブロックされるなど6連続得点を許した。その後、日本は石川のスパイクで得点を重ねるも、このセットだけでブロックポイント9点を献上し15-25、10点差をつけられセットカウント0-2とした。

第3セット、このセットから投入された林琴奈(22)のサーブで相手を崩し、石川のバックアタックなどで7連続得点を挙げ9-3とリードした。しかし、またしても198センチのギュネシュ(22)が高い打点からスパイクで日本の勢いを止め、13-13の同点。一時、逆転を許すしたが、石川がサーブで崩し、再びリードを奪い返すと、長いラリーを拾って拾って最後は内瀬戸真実(30)のスパイクで制すなど18-25。最後も内瀬戸のサービスエースで25-18、1セット奪い返した。


第4セット、6-9の場面で身長173センチの林のバックアタックが決まると5連続得点で日本は逆転に成功。林のスパイクが次々と決まり得点を重ねた。しかしトルコは得点ランキング6位のクラクルト(22)を投入し再び逆転され日本は22--25。セットカウント1-3で今大会2敗目を喫した。日本はトルコに19のブロックを許した。


試合後、眞鍋政義監督(58)は「まず、立ち上がりが悪いですね。1、2セットは全然良くなかったですね。被ブロック(スパイクがブロックに当たって自分のコートに落ちること)が18点?20点?くらい、あるんじゃないですかね。これじゃあ全然話にならないですね」と厳しい表情だった。


日本は次戦、7月3日に、世界ランキング7位のセルビアと対戦する。
※世界ランキングは試合前