21日午後11時15分、北朝鮮が発射した「衛星ロケット」について、政府は避難の呼びかけを解除しました。既に日本上空を通過したとみられています。
そのおよそ30分後の午後11時15分に政府は「先ほどのミサイルは22時55分ごろ、太平洋へ通過したものと見られる」と発表し、避難の呼びかけを解除しました。
沖縄県の防災危機管理課は、10人体制で被害状況の確認にあたっています。
北朝鮮が22日午前0時から来月1日の午前0時までの間に「衛星ロケット」の打ち上げを通告したことを受け、海上保安庁は黄海、東シナ海およびフィリピン東側の海域で部品の落下などに注意を呼びかけていました。
北朝鮮はことし5月と8月にも打ち上げを行っていますが、いずれも通告期間の初日に実施して失敗していて、今回がことし3回目となっています。