火力発電所に不審者が侵入したら…そんな想定で東北電力と警察が訓練を行いました。

「おら、そこ開けろ!開けろよ早く!」
不審者の侵入を想定した訓練が行われたのは、去年12月に営業運転を開始した上越火力発電所です。

火力発電所の従業員と警察官らあわせておよそ100人が参加しました。              訓練では、発電所の従業員が警察車両を誘導し、駆け付けた警察が不審者を制圧するまでの流れや連携を確認しました。

【上越警察署警備課 内山利明 課長】「テロを未然に防ぐには警察による取組みだけでは不十分でありますので、(東北電力の)職員の皆様と対応要領を確認できたことは大変有意義な訓練だったと思っています」

【上越火力発電所 西村由明 所長】「皆さん適切な行動を取られていたということで、今回規模を大きくしてやった成果は非常にあったのかなと」

東北電力は警察との連携を深めるため今後も訓練を続けていきたいとしています。