新潟県 長岡の冬の風物詩、歳末助け合いの「慈善釜」が21日設置され多くの人が募金に訪れていました。
長岡市のトーア長岡寺島本店に運び込まれてきたのは歳末恒例の慈善釜です。

仏壇などを販売するトーアが「誰も孤立しない社会をつくる」という理念のもと設置しているもので、今年で42年目を迎えました。

直径1メートル10センチほどの大きな釜が設置されるとさっそく多くの人が募金に訪れていました。

【トーア 浅野恭兵 専務】「この募金活動を通して高齢単身世帯の方やご支援が必要な方々そういった皆さまのお力に少しでもなれればと」

慈善釜には去年までに1500万円を超える募金が寄せられたということです。

募金は来月22日までトーア全店で受け付けていて、寄せられた善意は全額、長岡市社会福祉協議会に寄付されます。