新潟市 中央区にある地下街、「西堀ローサ」を運営する新潟市の第三セクターが、20日午前、臨時の株主総会を開き、会社を解散させる方針を決めました。

【記者リポート】「午前10時過ぎの西堀ローサです。今後の会社の在り方について話し合う臨時株主総会が開かれます」

西堀ローサを運営する新潟市の第三セクター「新潟地下開発」は20日、臨時の株主総会を開き、今後の方針について確認しました。

「新潟地下開発」によりますと、非公開で行われた総会の中で、株主の合意を得て会社を解散する方針を決めたということです。

【新潟地下開発 岡澤 修 社長】「(テナントには)退転をいただくというお願いになろうかと思いますが、『商店なくして商店街はない』と非常にお店の方々を大事にしてきました。なので、今回本当に残念です」

新潟市から借り入れた9億円の返済が困難であるため、

25年の10月までに会社を解散し、現在およそ30あるテナントに対して25年の春をめどに退店を呼び掛けるということです。

「新潟地下開発」は21日、テナント向けの説明会を開く予定です。