17日、仙台市内の高校で、警察が薬物の乱用や闇バイトに加担することの危険性を説明し、注意を呼びかけました。
宮城県警銃器薬物対策課 高橋晃司警部補:
「大麻を使ってみないかと誘われた際には、どうやって断るかを常に考えておかなければならない」

青葉区の東北高校小松島キャンパスで行なわれた「薬物・闇バイト」講話で、県警の担当者は大麻由来成分に似た物質が含まれたいわゆる「大麻グミ」を食べ体調不良を訴えた人が相次いだ問題に触れ、薬物による体への悪影響を強調しました。
また、闇バイトについての講話では、応募した際に身分証を求められ、組織を抜けようとしても個人情報をばらまくなどと脅され、活動を続けさせられると伝えました。
生徒:
「インスタで”楽に稼ぎたい人”という募集を見かけたことがあるので、間近に潜んでいるのだなと思いました」
「断る勇気だとか、始めないことが大切だなと思いました」

去年、特殊詐欺に関わり、全国で2458人が検挙されていて、このうち少年は473人に上っています。東北高校は、来年以降も講話を開催するということです。