フィリピンを拠点に「ルフィ」などと名乗る指示役らが主導していた特殊詐欺グループのメンバーとみられる日本人の男が、首都マニラの空港で16日、現地当局に拘束されました。

現地当局によりますと、マニラの国際空港で身柄を拘束されたのは、「ルフィ」グループのメンバーとみられる下枝才人容疑者、25歳です。

下枝容疑者には窃盗の疑いで日本から逮捕状が出ていました。

現地当局が指名手配して行方を追っていましたが、16日に名古屋行きの飛行機に搭乗しようとしていたところを発見、拘束したということです。

フィリピンから日本にウソの電話をかける「かけ子」だったとみられています。

現地当局は今後、下枝容疑者を強制送還し、日本の警察に身柄を引き渡す方針です。