十日町地域広域事務組合は15日、庁舎内の備品を私的に利用するなどした男性職員1人を戒告処分にしたと発表しました。

14日付けで戒告処分を受けたのは、十日町地域消防本部に勤務する課長補佐級の男性職員(50代)です。
組合によりますと、男性職員は消防本部庁舎内に設置されている備品を私的に利用。さらに、その備品が置いてある場所は関係者以外立ち入り禁止区域であるにもかかわらず、部外者を立ち入らせたということです。
内部からの情報を受け、本人への聞き取りなどの調査を行う中で判明しました。

十日町地域消防本部の服部勝志消防長は、次のようにコメントしています。

「日頃より、職員には、公金公物の取扱いについては、適正に行うように厳格に指導して参りました。しかし、このような事件の発生は誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。今後も引き続き、事件の再発防止に万全を期するとともに、全職員が一丸となって信頼回復に向けて全力を尽くしてまいります」