ことし9月、SNSを介して投資話を持ちかけられた男性が500万円あまりをだまし取られる詐欺事件が発生しました。県内では詐欺による被害が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。
警察によりますとことし9月、県内に住む60代の男性がSNSで知り合った女性の名前をかたるアカウントから投資話を持ちかけられ、投資運用アプリをダウンロードして、現金およそ40万円を振り込んだということです。
また現金を引き出せないことに気付いた男性に対し、アプリの担当者を名乗る人物からSNSで連絡があり、凍結理由の説明などに資金が必要だと言われたため、複数回に分けて460万円を振り込んだということです。
不審に思った男性が自ら警察に相談し事件が発覚しました。
このほか、ことし8月には県内に住む70代男性がFX投資を勧められ、1000万円以上をだまし取られる詐欺事件も発生しています。
ことし県内では特殊詐欺による被害が11月14日までに34件発生し、被害総額はおよそ1億8700万円に上っており、警察が注意を呼びかけています。