矢吹町で消防団の車両3台が車検切れの状態で最大2か月ほど使われ、最大30キロ運用されていたことがわかりました。
車検切れが判明したのは矢吹町消防団のポンプ車1台と可搬式のポンプを積む消防車両2台です。矢吹町によりますと5日の矢吹町消防団秋季検閲式の後、車検切れの車両があったという報告を受け、町の各分団の車両を確認したところ、車両3台の車検が切れていたことがわかりました。車検切れの車両は約2か月から20日間それぞれ運用され、最大6回、約30キロ。最小でも2回あわせて約10キロの運用が確認されました。
矢吹町では7日までに3台の車検整備を終え、運用を再開しているということです。
矢吹町の蛭田泰昭町長は「町民の皆様にはご心配とご迷惑をお掛けいたしましたこと、本町の町政に対する信頼を損なうこととなり、心から深くお詫び申し上げます。今後、再発防止を徹底し、町民の生命と財産を守る消防団活動に一層努めてまいります。」とコメントを発表しました。
矢吹町では車両管理台帳を2名以上で管理することや車検証の管理を徹底するなどして再発防止に努めるとしています。














