山梨県内のインフルエンザの1医療機関あたりの感染者数が先週、全国で最も多かったことがわかりました。
これを受け、県は緊急の会見を行い感染防止対策の徹底を呼びかけました。

県感染症対策センター 藤井充総長:
上昇傾向をこのままたどるのではないか。

県内では過去10年で最も早い9月21日に流行入りし、甲府市、中北、峡東で警報レベル入りしているインフルエンザ。

11月5日までの1週間に県内41の定点医療機関から報告があった感染者数は1625人でした。
1医療機関の平均は39.63人で、国がまとめた結果、全国で最も多かったことがわかりました。

これを受けて10日、県感染症対策センターが緊急の会見を行い、県内の感染状況や今後の見通しを説明しました。

それによりますと、年代別では19歳以下が全体の約8割を占め、県内の保育所や小中高校など59か所で学年閉鎖などの措置がとられているということです。

これは前の週の39か所から20か所増えています。

若い世代で感染が拡大していることから家庭内から、重症化しやすい高齢者への感染が懸念されるとしています。

一方、医療体制はひっ迫する状況ではなく、抗インフルエンザ薬やワクチンの供給状況も不足はないということです。

センターは例年、インフルエンザは流行入りから10週前後でピークを迎えるため、今シーズンは12月にもピークとなる可能性や新型コロナとの同時流行の恐れもあるとして県民に予防対策の徹底を呼びかけました。


藤井総長:
インフルとコロナが同時流行すると多くの医療機関で発熱患者が出て受診できない状況が起こりかねない。ワクチン接種と基本的な感染対策を車の両輪のようにして感染防止をしてほしい。

センターは対策の例として手洗い、うがいの徹底や、咳などの症状がある場合のマスクの着用。
また、室内の換気に加え、湿度を保つことも有効だとしています。














