福岡県の新規陽性者数は約4週間ぶりに1000人を上回り、再び増加傾向となっています。これからの時期は、感染対策とあわせて、熱中症対策にも気をつける必要があります。
福岡県 牟田口徹課長「地域別にみると、人口10万人あたりでは筑後地域が最も多く144.6人、続いて久留米市が124.6人、筑豊地域が109.4人となっています」
福岡県によりますと、先週1週間の新型コロナの感染状況を年代別にみると、10代以下が35%を占めています。
北九州市立八幡病院 伊藤重彦名誉院長「大きく違うのは、やはりマスクのつけ方。いまの感染対策と経済は、比較的バランスが取れています。想定できる範囲の小さなリバウンドという風に考えています」
先月からマスクの着用基準が緩和されたことに加えて、今月10日から外国人観光客の受け入れも再開し、観光地の人出も増えつつあります。
感染再拡大が懸念されますが、福岡県の病床使用率は28日時点で11.0%と、コロナ警報の発動目安となる15%を下回っています。
伊藤重彦名誉院長「介護施設とかそれなりにクラスターが散発しています。しかしながら、高齢者の方はほとんど3回接種が終了していますので、入院にいたるような方は少ない。重症化を止める予防効果は十分にあると考えています」
基本的な感染対策を継続することは大切ですが、夏場は熱中症対策にも気を配る必要があります。
伊藤重彦名誉院長「熱中症対策は、マスク着用を含めた感染対策よりも最優先です。マスクをしていると、どうしても水分をとる回数が減ってる可能性もあります。熱中症というのは、自分が気付かないときに進行してしまいますから、水分と塩分、濃度の低い糖分をバランス良くとることは必要です。マスクの付け外しは本人の体調の問題であったり、環境の中で考えていただくということがいいと思います」
国や自治体も、屋外で人との距離が確保できている場合や会話がほとんどない場合は、マスクを着用する必要はないと呼びかけています。感染症対策と熱中症対策、バランスの取れた判断が求められています。
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