土石流災害をめぐる復旧事業に関して被災住民への説明不足を指摘され、小規模な地区別の説明会を開いている静岡県熱海市は11月7日夜、3回目の説明会を開き、過去最多の26人が参加しました。
地区別説明会は被災地区を7つに分け、42世帯61人を対象に順次開催されていて、熱海市役所で開かれた7日は過去最多の22世帯26人が参加しました。
市や県の担当者が河川や道路の復旧の状況などを説明したあと、住民との意見交換会が行われました。
土石流災害から2年以上が経ち、参加者からは「被災者の事情も変わりつつある」という声が聞こえてきました。
<被災した志村信彦さん>
「ずっと伊豆山に戻るつもりで動いて来たんですけど、事情が変わってきて現状では白紙に戻した形なんです」
熱海市は残りの被災地区についても順次説明会を開いていく方針です。
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