岡山県矢掛町の小学生が干し柿づくりに挑戦しました。地域の特産品を子どもたちに知ってもらおうというこの時期恒例の体験授業です。

秋の深まりを感じさせるオレンジ色の柿です。

岡山県矢掛町の農園を地元の小学3年生13人が訪れ、干し柿づくりに挑戦しました。

体験を通じて地域の特産品を知ってもらおうというもので、児童らは指導を受けながら丁寧に皮をむき、吊るすための縄付けを行います。

児童らが作業をした柿は約40日間干すことで柔らかくて美しい色になり、上品な甘さに仕上がるということです。

(児童)「斜めとかに実を干すところが難しかったです」

「大きくて甘い干し柿になってほしいです」


(土井農園 山部美由紀 代表)「子どもたちが元気で楽しそうにしている姿を見られるので、私もすごくうれしいです。本当に昔ながら受け継がれてきているものなので、子どもたちの代にもずっと伝えていけたらいいと思います」

子どもたちが手がけた干し柿は、12月の終業式の頃に学校に届けられるということです。