警察からの依頼を受けて行方不明者の捜索などを行う「嘱託警察犬」。その審査会が岡山県総社市で開かれ31匹の犬が参加しました。

ふだんは民間で育てられ、警察の要請を受けると事件の捜査や行方不明者の捜索などに協力する嘱託警察犬。

今日(7日)はジャーマン・シェパードやゴールデンレトリーバーなどの大型犬のほか、ジャック・ラッセル・テリアなどの小型犬合わせて31匹が参加。

審査会では指導者との信頼関係を確認する審査やにおいを選別する能力の審査などが行われました。

警察によりますと、今年の嘱託警察犬の出動件数は9月末までに56件で、そのほとんどが行方不明者の捜索でした。

(指導者)「自分の犬で飼ってみて、トレーニングしてみたらすごくいい感じで、訓練が仕上がって来たので受けさせていただきました」

(指導者)「まだまだ課題が残る結果となりました。警察犬になって、人のために貢献できるような犬になってもらえたらなと思って、来年も頑張って取らしてみようかなと思っています」

審査会の結果は12月発表され、合格した犬たちは来年から任務にあたります。