この夏の猛暑で青森県・陸奥湾で養殖されているホタテへの影響が懸念されるなか県による実態調査が本格的に始まりました。6日の調査では稚貝の約4割が死んでいることが確認されました。
県による実態調査は陸奥湾内にある10の漁協が管理する22か所を対象に行われます。このうち6日は青森市の後潟漁協が管理する3か所でホタテの大きさや死んでいる割合などを調べました。
今野七海記者
「ホタテガイを引き上げた船が漁港に戻ってきました。これからホタテの選別作業が行われます」
引き揚げたのは水深36メートルほどで養殖しているホタテで調査の結果、生まれてから1年程度の稚貝が4割、1年半ほどの半成貝は3割ほどが死んでいるのが確認されました。これは海水温が上昇してホタテが大量にへい死した2010年の状況とほぼ同じだということです。
後潟漁業協同組合 山口隆治組合長
「(水温が)高いわりにはよく生きてくれたなと。今年のこういう結果をみれば、(例年並みに)900トンはいくのではないかという感じがしています。ただ、来年用の成貝の状態をみるとかなりやせてしまっているので回復するのには時間がかかるという結果がでてくるのでは」
一方、8割近くの稚貝が死んでいるとする漁協があるなど海域によってばらつきがあるため県は早ければ11月10日までに調査を終え、実態を把握した上で対応を検討するとしています。














