今年3月、原発事故による避難指示が一部解除された福島県浪江町の津島地区で3日、戦争で亡くなった人たちの慰霊祭が行われました。戦後78年、今回が最後の慰霊祭になるということです。
戦後78年、戦争で犠牲になった人たちの慰霊祭が浪江町の津島地区で営まれました。
津島地区は原発事故で帰還困難区域になっていましたが、復興拠点に指定された一部の地区の避難指示が今年3月に解除されました。
震災以降、初めてとなった慰霊祭には遺族会など24人が参加。
ふるさとを思い戦火に散った太平洋戦争の77人をはじめ、日清、日露戦争を含め99人を追悼しました。
代表の三瓶さんは叔父を太平洋戦争の激戦地のひとつフィリピンで亡くしています。
三瓶専次郎さん
「まだまだ続けていきたいのは山々なんだけど震災でバラバラになって、
なんとか今日ひと区切り出来たなと安堵してるところです」
遺族の高齢化、そして原発事故から12年、地域への帰還が思うように進まない現実から今回を最後の慰霊祭として遺族会の活動を終えることを決めました。
三瓶専次郎さん
「できればみんな戻ってもらって、守っていってもらえばありがたいなと思っているのだけど、それが叶わない現実だということです」
戦争そして原発事故、地域の人々の願いが叶わない「時の流れ」がそこにあります。
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