薪の品質に惹かれ…利用者は?
大塚栄青(えいせい)社長:
「こちら薪ですね。白馬ファームさんのサウナ用の薪ですね」
白馬村に2年前にオープンした宿泊施設「フロム・ピー」。
グランピングが楽しめるドーム型テントとともに、客室に備え付けられたサウナが宿泊客に好評です。
「究極のサウナを作りたかった」と、社長の大塚栄青(えいせい)さんがサウナストーブの燃料に選んだのが、白馬ファームの薪です。
大塚社長:
「ちょっと比較して持ってもらってもいいですか?重さ違いますよね。というのも、こっちは軽いですよね。こっちは重いですけど、水分量が。これが白馬ファームさんのやつで、こっちが別の業者さんの薪なんですけど。(Q薪の水分量って大事なんですか?)大事ですね。煙がすごい出ちゃったりとか燃焼しきれないみたいなのが水分量が多いと出てしまうので」
一方で「白馬ファーム」の薪は…。
大塚社長:
「火の付き方最初からもう全然違いますね。薪が最後までしっかり燃え切ってくれるので熱量が保てますので、ロウリュをしたときに室内の温度が一定に保てる。あとにおいだったりとかもあって、香り立ちも良かったりするとリラックスできますので、そこはお客さん喜んでいただける部分かなっていう風に思いますね
白馬の巨大倉庫で売れる「薪」。
この日、巨大倉庫には、白馬村内から個人客が買い付けに訪れていました。
「きょうは何キロですか?」
「1トン」
「1トン?」
「1トンってひと冬分みたいな感じですか?」
「半分くらいですね。ちょっと残ってるので、それで足りなかったら、もう一度武田さんにお願いしに来ます」
「いろんな種類の木がありますもんで、その人のニーズに合ったものをとか、ストーブの大きさですよね。45センチの方もいらっしゃるし、30センチにしてもらいたいとかっていう形。その家庭の事情によって、私の方で薪の価格帯とか量をお話して出荷してます」