県内は猛烈な暑さが続く見通しです。
熱中症対策にもなるエアコンの売上が好調で、他の家電と組み合わせると節電につながります。
熱中症警戒アラートが発表された28日、県内は各地でグングン気温が上がりました。

最高気温は勝沼が全国1位の38.7℃、甲府が7位の37.2℃と猛烈な暑さになりました。
街の人たちは:
蒸し風呂に入ったような感じですね。
これ以上暑くなったら大変ですね。
雨宮希成記者:
猛暑が予想される今年の夏、エアコンを買い求める人も増えています。

甲府市の「ヨドバシカメラマルチメディア甲府」です。
先週末はエアコンの売り上げが前年比で2倍に伸びました。
この夏は節電も求められるため、エアコンと同様に注目されている商品がこちら、サーキュレーターです。

天井が暖かいままだとエアコンの消費電力が大きくなるため、サーキュレーターや扇風機で部屋全体を冷やすことで、電力を削減できるといいます。
■ポイントは設置場所
ヨドバシカメラマルチメディア甲府 山岸祐貴さん:
サーキュレーターは、エアコンの風が当たる場所に置く方が一番効率よく風が回せますので、風邪を出して(エアコンの風に)当てて循環させる。

また、エアコンのフィルターを2週に1度掃除すると消費電力が抑えられるということです。
一方、28日午後5時までに熱中症の症状で10代から90代の男女3人が病院に運ばれました。

あす29日は甲府の最高気温が39℃と予想されています。
政府は東京電力の管内に出している電力需給ひっ迫注意報をあすも継続すると発表し、気象台などは熱中症に十分注意するよう呼びかけています。