食品を買うだけで、フードバンク活動に取り組む団体に寄付することができる取り組みが11月1日、高知県内のスーパーで始まりました。対象商品はおよそ300品目にのぼります。

このキャンペーンは県内で量販店を展開するサンプラザがおととしから行っています。本来捨てられるはずだった食品を支援を必要としている人たちに届けるフードバンクの活動を応援する取り組みで、キャンペーン期間中に対象の商品を買うと商品1点当たり1円が。賞味期限が迫って「値引きシール」が貼られたものは2円が、活動団体に寄付されます。

去年は51万6771円が3つの団体に寄付されサンプラザ内の食品ロスをおよそ10%削減することができたということです。

(サンプラザ商品部 長山真也 部長)
「(今回の活動が)SDGsにもつながるので未来の子どもたちにきれいな食料を残したい。そのために今手元にあるものを食べていきながら食品を大事にする心をまず作っていきたい」

キャンペーンは県内のサンプラザ全店で12月17日まで行われていて、対象の商品は地元企業の食品などを中心におよそ300品目となっています。