最大2350億円まで膨らんでいる2025年の大阪・関西万博の会場建設費をめぐり、政府は増額の負担を受け入れると発表しました。
西村経済産業大臣
「物価上昇、人件費、労務費の上昇、これもこの間も起きていますし、今後も想定されるという中で、これはもうやむを得ないということで受け入れることとした」
西村経済産業大臣と自見万博担当大臣はさきほど会見を開き、博覧会協会から報告されていた大阪・関西万博の会場建設費の500億円の増額について、受け入れると発表しました。
会場建設費は「国」、「大阪府と大阪市」、それに「経済界」のそれぞれが3分の1ずつ負担する取り決めとなっていて、当初は1250億円の見込みでした。しかし、2020年には1850億円に増額され、さらに先月には人件費や資材費の高騰を理由に500億円多い最大2350億円に増額すると、国や大阪府などに対し報告していました。
会場建設費は当初の2倍近くに膨らんでいて、国民負担が増えることになります。
注目の記事
コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】

寒暖差で危険なヒートショック「今年は明らかに救急患者が増加」風呂だけではない、自宅では“3つの場所”で起こる⋯医師に聞く対策は?

【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中









