今月5日は、東日本大震災を教訓にしようと国が定めた「津波防災の日」です。これを前に、地震が発生した時に身を守る行動を確認する「シェイクアウト訓練」が2日、山口県内すべての自治体でありました。

シェイクアウト訓練は、地震から身を守るための行動を確認するもので、県とすべての市・町の職員、合わせておよそ8700人が参加しました。全国一斉の緊急地震速報の伝達訓練に合わせて行われ、震度5弱の地震が発生した想定です。緊急地震速報の放送が流れると、職員らは一斉に姿勢を低くして机の下に入り、頭を守るなど身を守る行動をとりました。

山口県防災危機管理課 横道匡綱さん
「訓練をすることで日頃万が一の際にも、確かな行動を定着させてもらえたらと思う」

山口県では2017年以降毎年実施していて、職員の防災意識の向上につなげたいとしています。