待っとれ!待っとれ!おっちゃん助けるぞー

高島和人さん:「気になって後ろを振り向くと、どんどんどんどん沖に流されていた」

当時の天候は晴れでしたが陸から沖に向かって強い風が吹いていて、女の子は、みるみるうちに遊泳区域外へと流されていました。

高島さんはとっさの判断で女の子のもとにバイクを走らせました。

女の子が乗っていたのは体よりも大きなアヒルの浮具だったといいます。

高島和人さん:「もう泣きじゃくって。一生懸命アヒルの浮具に乗って漕ぐ仕草というんですかね。これは戻れない、戻りたいんだろうなと思ったから『待っとれ待っとれ。おっちゃん助けてやるぞー』と」
