かつて野外劇場だった、山口県長門市の文化財「楽桟敷」で1日、地元の児童が歌やダンスの発表会をしました。
長門市の赤崎神社にある楽桟敷に、近くの深川小学校の児童451人が集まりました。楽桟敷は地形をいかしたすり鉢状の野外劇場で、昭和30年代まで、芝居などが上演されてきました。
地元の文化遺産を知ってもらおうと、毎年楽桟敷で発表会が開かれていて、学年ごとに授業で学んだことを発表しました。
5年生は歌や寸劇、ダンスなどを交え地元の米作りを表現。6年生は、いろいろな人に感謝を届けるパフォーマンスを披露しました。
発表した6年生
「とっても貴重だし全国に2か所しかないので。とてもいい経験だし大切にしていきたいです」
発表した5年生
「今の1年生にも伝統のバトンをつないで欲しいと思います」
桟敷席では、保護者や地域の人たちが子どもたちの熱演を見守り、拍手を送っていました。