イギリスのチャールズ国王が先月31日、アフリカのケニアを公式訪問し、植民地時代のイギリスによる弾圧を認め、「深い後悔の念を抱く」と述べました。
イギリス チャールズ国王
「過去の悪行について、最大の悲しみと深い後悔の念を抱いています。ケニアの方々に対し、忌まわしく不当な暴力行為がありました」
今年、イギリスからの独立60周年を迎えるケニアを訪れたチャールズ国王は、ルト大統領主催の晩さん会で、イギリスが植民地支配下で行ったケニア人への弾圧行為を認め、「弁解の余地はない」と語りました。
1952年から60年にかけて行われた独立闘争では、イギリス側の弾圧で1万人以上が死亡したとされていて、今回の訪問で、国王が謝罪をするかどうかが注目されていましたが、明確な謝罪はありませんでした。
国王はカミラ王妃とともに4日間ケニアに滞在し、ナイロビ国立公園や南部の港湾都市・モンバサなどを訪れるほか、ケニアのノーベル平和賞受賞者で「もったいない」という日本語を広めたことでも知られる環境活動家、ワンガリ・マータイさんを称えるイベントにも出席する予定です。
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