広島の原爆投下で被害を受けながらも奇跡的に焼け残り修復された「被爆ピアノ」。このピアノの演奏会が青森市の小学校で31日に開かれ、平和の尊さ伝える音色を響かせました。

体育館に響くピアノの音色。小学生が弾いているのは「被爆ピアノ」です。78年前に爆心地から約2.6キロの地で原爆の被害を受けたピアノを広島市に住む調律師の矢川光則さんが譲り受けて修復しました。

被爆ピアノの演奏会は2001年から開かれていて、31日は青森市立三内小学校でピアニストによって「赤とんぼ」などの童謡4曲が披露されました。このピアノを寄贈した人は2023年8月に亡くなりましたが平和への思いは子どもたちに引き継がれます。

被爆ピアノを演奏した小学生は
「被爆されて亡くなった人を思いながら丁寧に演奏することができました。いつものピアノよりもまた違ったうつくしい音が鳴ってすごいと思いました」

参加した小学生は
「すごくきれいな音色だなと思って今と全然変わらないなと感じました」

最後に全校生徒で校歌を歌い平和の尊さを感じとりました。11月3日には青森市でコンサートが開かれます。