ことしはクマの出没が相次いでいます。クマから身の安全を守るのに役立ててもらおうと、山口県内のクマが目撃された場所を地図上に示す「YPくまっぷ」の運用が始まりました。
25日から公開されている「YPくまっぷ」は、山口県警が認知したクマの目撃情報を地図上に反映したものです。県警のホームページや県オープンデータカタログサイトから閲覧でき、目撃場所ごとにクマの目撃日時や体長などを確認できます。
多発するクマの目撃情報を、よりわかりやすいかたちで県民に伝えることで、クマから身の安全を守るのに役立ててもらおうと公開されました。
県警察本部地域企画課 山根徹也次長
「中学生の子どもさん、ご家族の方が簡単に携帯電話でクマの出たところがぱっと一目瞭然でわかれば」
県警で認知しているクマの目撃情報は、ことしに入って174件となっていて、去年同時期より143件多くなっています。情報は、1か月ごとに更新される予定ですが、状況に応じて更新頻度を増やすことにしています。