水産資源を守ろうと、岡山県北の吉井川水系の河川で津山市の漁業関係者がウナギを放流しました。

放流されたのは静岡県で中間育成された、体長30センチ前後、重さ50グラムのウナギの幼魚です。

津山市の吉井川漁協では毎年ウナギの放流を行っています。

きょう(31日)は津山市や鏡野町など、岡山県北を流れる吉井川水系の河川10か所で約1400匹の幼魚を放流。

ウナギは身をくねらせながら元気に川を下っていきました。

(吉井川漁協 松田安弘代表理事)「吉井川漁協の管内においては、ウナギ漁をする方が増えております。小さいウナギがとれた時は放流していただけると助かります」

放流されたウナギは約2年で体長50センチほどの成魚に成長するということです。