山口市の山口情報芸術センターYCAM(ワイカム)などによる、デジタルを活用した小・中学校での取り組みが、キッズデザイン賞経済産業大臣賞を受賞しました。
受賞したのは、YCAMと山口市教育委員会が連携して行う事業「未来の山口の授業 at School」です。YCAMのデジタル技術を小・中学校の教育現場で応用し、次世代を担う人材の育成を目指す事業です。9月の市長定例会見で発表されました。
これまでに、児童が地域についての発見を書き込めるウェブアプリ「360°図鑑」や、ICT機器を活用した「未来の山口の運動会」などの活動を山口市内の小・中学校で行ってきました。

こうした取り組みが評価され、子どもに配慮した製品や活動などを表彰する「キッズデザイン賞」で、398点の応募の中から経済産業大臣賞に選ばれました。
伊藤和貴山口市長:「YCAMがある山口で育った子どもたちはちょっと違う、と言われるような教育が展開できればと思います」

「360°図鑑」の取り組みは、2024年度までに山口市内すべての小学校での実施を目指すということです。














