秋の味覚の代表格「マツタケ」、今年は夏場の高温の影響などで生育が遅れていました。各地で入荷が少ない状況が続いていますが、岡山県高梁市の直売所ではようやくまとまった量が入ってきました。

秋の味覚の王様といえばやはりこのマツタケです。

高梁市津川町今津にある直売所・かしま青果に、岡山県産のものがずらりとならびます。今年は猛暑や少雨の影響で去年より入荷は2週間ほど遅かったということですが、ようやくまとまった量が入ってきました。

(マツタケ山を所有する 竹本昇さん)
「28日に雨が降ったんです。それから一気に出てきたから不思議なもんじゃなと思うとります」

値段は去年並みの100グラムあたり5000円から7000円ほどで、訪れた人がさっそく買い求めていました。

(マツタケを買った人)「土瓶蒸しとか焼いたりとか、一部はお正月までとっといて雑煮に入れたりとかですね」

入荷のピークは来週になりそうで、今年は生育が遅くなった分11月中旬ごろまで収穫できるのではないかということです。