26日に行われたプロ野球ドラフト会議。埼玉西武ライオンズに育成で3位指名された函館大有斗高の川下将勲投手(18)が指名直後の記念撮影で、早速西武ファンから歓迎を受けた。
指名後の記念撮影は、球団のグッズを身に着け、写真を撮るのがお決まり。しかし、当日西武のグッズを誰も持ち合わせておらず、そのまま撮影が行われていた。撮影が終わる頃、近所の西武ファンがグッズを持って駆けつけ、応援グッズの旗を振り川下を祝福。それを見た球児たちからは、「うおー!」と歓声が沸き起こった。川下はファンから帽子を借り、2度目の”お決まり”の写真撮影。地元ファンの神対応が光った。
指名直後の会見では、西武について「バッティングで勝っていくチームだと思うので、選ばれたからには胸張って頑張っていきたい」と話した川下。
希望ポジションは「先発」だと言い、「やっぱり先発がかっこいいなと思います。ストレートで三振や空振りが取れる選手になりたい」と笑顔。「順位はあまり気にしてないんですけど、指名されたので頑張ろうと思います」と気を引き締めた。
一年目は「まず身体を強く、大きくする。球速を上げたり、質を伸ばすっていう一年にしたい」と意気込んだ。
■川下将勲(かわしも・まさひろ)
2005年4月3日生まれ 北海道函館市 186センチ、72キロ 投手 左投/左打
函館大有斗高。最速142キロの左腕。今夏の南北海道大会では背番号1を背負い、ベスト8入りを果たした。














