那覇軍港の浦添移設をめぐり、受け入れに関する協議会が26日に10年ぶりに開かれ、政府と県、浦添市が市の振興を推進していくことを確認しました。

那覇軍港は日米合意に基づき浦添市の沖合に移設される計画で、受け入れ側の浦添市は去年10月に46ヘクタールをT字型に埋め立てることに合意しました。

10月26日に移設受け入れに関する協議会が2013年以来、10年ぶりに開かれ政府と県、浦添市の3者が出席しました。

協議会は非公開でおよそ10分間行われ、今後策定される市のまちづくり計画と連携し振興を推進していくことが確認されました。

新垣剛 浦添市副市長
「市民の要望等も受け入れて、どういったまちづくりがいいか、私たちの課題である。その中で振興策として、防衛省、内閣のお力を借りたいということでございます」

年度内に次の協議会が開かれる見通しで、次回以降、協議は本格化する見込みです。