中央ヨーロッパのスロバキアで新たに首相に就任したフィツォ氏は、ロシアの軍事侵攻が続く隣国・ウクライナへの武器供与を停止する考えを表明しました。

スロバキア・フィツォ首相
「私は首相として、ウクライナへの軍事支援をなくすことを支持する」

スロバキアで新政権の首相に就任したフィツォ氏は26日、ウクライナへの支援について、医療や人道的な支援は継続するものの、武器の供与は停止する方針を明らかにしました。

スロバキアはNATO=北大西洋条約機構の加盟国で、前の政権は、ウクライナに旧ソ連製の戦闘機を供与するなど、軍事支援に積極的でした。

しかし、インフレにより国民の不満が高まり、先月の総選挙で軍事支援停止を公約にしたフィツォ氏率いる左派政党が勝利。フィツォ氏が首相に返り咲きました。

フィツォ氏はまた、EU=ヨーロッパ連合によるロシアへの制裁について、「スロバキアに影響がないかどうかの分析がない限り、賛成しない」との考えも示しました。