福島第一原発の汚染水を処理する施設で、作業員5人が汚染水を浴びたトラブルで、東京電力は、搬送された2人が入院したと発表しました。

福島第一原発にある汚染水を処理する施設で、25日、配管を洗浄する際、仮設のホースが外れて、作業員5人が放射性物質を含む汚染水を浴びるトラブルがありました。

東電は作業員の除染を行いましたが、このうち2人について、汚染のレベルが下がらなかったため、病院に搬送されました。

東電はこの2人について現在も除染を継続する必要があり、経過観察のため、入院することになったと明らかにしました。1人は顔を除く全身が汚染されたということですが、皮膚への外傷は確認されていないとしています。