国連の安全保障理事会は、アメリカが提出した「戦闘の一時停止」を求める決議案を採決しましたが、ロシアと中国が拒否権を行使し、決議案は否決されました。
イスラム組織ハマスとイスラエル軍の戦闘が始まって間もなく3週間。国連安保理で決議案が否決されるのは早くも3か国目です。
「決議案は否決されました」(米・ニューヨーク 25日)
今回、採決が行われたのは、ガザへの人道支援を目的に「戦闘の一時的な停止」などを求めるアメリカの決議案。15の理事国のうち、イギリスや日本など10か国が賛成しましたが、ロシアと中国が拒否権を行使し、決議案は否決されました。
今回の結果は、先週、アメリカが同様の決議案に拒否権を行使した時点で予想されたものでした。
実際、中国は拒否権を行使した理由を、「明確な言葉で“即時停戦”を要求できていない」などとする一方で、「先週、アメリカが拒否権を行使したことを誰もが覚えている」とも語りました。
決議案の中身よりも大国のメンツが障害となったことを隠そうともしない状況に、会議の出席者の一人は「あまりにも政治的すぎる」と肩を落としていました。
パレスチナで日々、多くの人が命を落とす中、人道目的の決議さえ採択できない安保理は無力感に包まれています。
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