世界文化遺産登録を目指す錦帯橋の国際シンポジウムが来月、ユネスコの諮問機関、イコモスから専門家を招いて岩国市で開催されます。

国際シンポジウムには、ユネスコの諮問機関イコモスから木のエキスパートなど海外の3人の専門家を招きます。

国際的な視点からみた錦帯橋のオーセンティシティ・「真実性」がテーマで、講演やパネルディスカッションが行われます。錦帯橋は、現在暫定リストに記載される一歩手前の「カテゴリーIa」、次の記載候補としては最有力のグループに分類されています。

創建350年の節目の年に海外からの専門家を招いて開催することで、国内外に向けてのPR効果や登録に向けての弾みが期待されます。

福田良彦岩国市長
「あらためて錦帯橋の価値、またさまざまな課題等について整理していくまた多くの市民の方々にも参加していただくことによって錦帯橋世界遺産登録に向けての機運の醸成、こういったことをしっかり図っていきたい」

錦帯橋や周辺の城下町、吉川家の史料なども見てもらい、錦帯橋の価値を伝えたいとしています。

シンポジウムは来月23日午後1時半から岩国国際観光ホテルで開かれます。

一般から200人が参加でき、事前申し込み制で応募フォーム、FAX、メールで10月25日から受け付けます。

【申し込みURL】http://kintakyo2023.peatix.com
【FAX】093・522・1768【メール】convention@owlsone.co.jp
※名前、連絡先を明記