山口県山口市で25日、仕事から退いていた女性が再び第一線で活躍するきっかけにしてほしいと、ママドラフト会議が開かれました。

ママドラフト会議は、出産や子育てなどにより仕事を離れた女性らと企業のマッチングを図るものです。
会場には県内65の企業と仕事を求める60人の女性が集まりました。
女性らの多くが十分な経験や資格をもつスペシャリストです。
これまでに、第一線への復帰を目指して研修を受けてきました。

元OA機器販売営業
「こういうきっかけでもないとなかなか子育てしながら仕事をしようという気持ちに、日々に追われて向かっていかないので、ここがきっかけになって先に進んでいくことができるのかなあと」

企画したNPO法人あっとによりますと、子育てで時間の制限があるなどの条件をクリアするかは、働く人でなく企業の課題としていて、働き手を確保するには今が知恵の絞り時としています。

企業担当者(ママドラフトで就職)
「安心して業務に集中できる環境を整えていただければ働きたいという女性はもっともっと増えていくんじゃないかなと思います」

NPO法人あっとでは、今後も子育てが経験として認められるよう企業にも働きかけていきたいとしています。