来年3月に卒業予定の高校生を対象とした就職面接会が24日、仙台市で開かれました。青葉区の仙台市中小企業活性化センターで開かれた就職面接会には、来年の春に卒業を予定している宮城県内の高校生72人が県内外の企業84社から業務内容や労働条件などの説明を受けました。この面接会は宮城労働局などが開催したもので、参加した高校生は時折メモを取りながら企業に対する理解を深めていました。

参加した高校生:
「看護系が良かったなと思ったので、おじいちゃんおばあちゃんが好きなのでいいかな」
「この面接会をきっかけに、ここに就きたいとかの道を決めて、そこに走り続けられるようにしたい」

宮城労働局 竹内聡局長:
「一人でも多くの方が、きょうの面接会の機会に、内定取れるように頑張っていただきたい」
宮城労働局によりますと、高校生の就職市場では新型コロナウイルス感染症流行により、有効求人倍率は一時低下したものの、ここ3年は連続して上昇傾向にあるということで、特に介護福祉や運送の業界で、高校生の人手を求める声が強まっているということです。
※2020年からの有効求人倍率は次の通り。
20年3月卒=3.34
21年3月卒=2.88
22年3月卒=3.15
23年3月卒=3.76
24年3月卒=4.45